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December 05, 2006

240の耐久性について考える ~冷却編~

240の冷却系統は『北欧車なので弱い』と言われている。

確かにラジエターは見るからに貧相。しかし、適切なメンテナンスを行なっていれば日本の真夏の渋滞でもへっちゃらだ。エンジンルームはスカスカで放熱性も良いし、エンジンも自然吸気の低回転型タイプなので発生する熱量も大したことはない。比較的熱害を受け難いクルマだと言えると思う。

3層式ラジエターに交換したり、低温で開くサーモスタットに交換している方もいるが、自分は別に必要ないと思う。適切なサイクルで適切な濃度のLLCを交換していれば純正で十分だ。

冷却系統で気をつけるべき点は以下の3点。
①冷やし過ぎない
②夏場もヒーターを動かす
③LLC濃度は低めに

①はクルマの水温には適正な温度があるということ。低すぎても高すぎても良くない。社外パーツを使って必要以上に冷却効率を高めると冬場はオーバークールとなる。オーバークールは燃費も落ちるし、エンジン内部の磨耗促進に繋がる。ラジエターやサーモスタットは純正で十分。純正でも故障がなければ真夏の渋滞でも全く問題はない。

②はヒーター内部にも定期的にLLCを循環させたほうが良いということ。川の水と同様に、水は流れていれば腐らない。だが流れが滞る水槽等では腐敗する。これはLLCも一緒で定期的に循環させることで、ウォーターラインの錆やLLCの腐敗を防ぐことが出来る。

③は誤解している方も多いが、LLC濃度は高めよりも低めが良い。LLCは濃度が高いと冷却効率が落ちるし、ゴムやシール類への攻撃性が高くなる。指定濃度よりもやや低めの30%程度がお勧めだ。居住地域にもよるがLLC濃度が30%あれば冬場も凍ることはまずない。薄めのLLCを短いサイクルで交換してやるのがベスト。冬場と夏場で濃度調整とかしてやれば更に完璧だ。

240の冷却系統は予想以上に優秀である。だがLLC漏れには要注意。ホースやシールは純正品を用いて適切なサイクルで交換してやる必要がある。漏れにさえ気を配れば真夏もへっちゃら。恐れることは何もない。Dsc00910_2Dsc00833_1

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