« 190Eにチャイルドシートを。 | Main | 電動ドリルが無事売れる。 »

November 20, 2006

240の耐久性について考える ~エンジン編~

240のエンジンは直列4気筒のシングルカム。
特段目立つ点もない極めてシンプルなエンジンである。
吹け上がりは鈍いがトルクはそれなりに稼ぎ出す。軽い車重と相まって街中では結構扱いやすい特性だ。

このエンジンはとにかく丈夫と言われる。
整備でいじっている限り、耐久性を高めている原因は特に見当たらない。。工作精度は低いし、オイル滲み等も起こしやすいし・・・。まあ鉄ブロックなので最近の軽量化を狙ったアルミ製ヘッドよりは強度は高そうだが、それ以外に特別なトコロはない。。

それなのに何故丈夫なのだろうか?

個人的にその原因は、エンジンが『回らない』ことに起因していると思う。

色々なクルマを乗り継いできた経験上、丈夫なエンジンは低回転型の回らないエンジンが多い。MBのW123ディーゼルに乗っている頃は、常にエンジンの回転は低めで走らせていた。2000~3000回転で十分なトルクを稼ぎ出すので回す必要がないのだ。お陰で燃費はリッターあたり10km以上は軽く走っていた。このエンジンは20万kmを超えてもピンピン。本当にタフであった。ガソリン車とディーゼル車の違いはあるが、やはり回さないのが丈夫さに繋がったのだと思う。

一方、同じMBでも230GEのエンジンは比較的早い段階からくたびれはじめた。。230GEのエンジンは190Eと同じM102ユニットなのだが、車重がかなり重いので常に高回転での運転を強いられた。特に高速では3500回転以上をキープしていないと、どんどん車速が落ちてしまう。とにかく常に回していたので、オイル消費も早いし、エンジンがへたるのも早かったようである。

このような経験から、エンジンの耐久性は『エンジンの回転数』で決まると考えるようになった。もちろんオイル管理等も重要だが、基本的には『生産されてから何回転したか』で、寿命が決まると思う。エンジンは回転するごとに、ピストンやシリンダー、またバルブや各種シール類が磨り減っていく。エンジンも機械である以上、動くごとに磨り減り、消耗してゆくのは宿命。長持ちさせたいならば、いかに普段から回転数を抑えた乗り方をするのがポイントだと思う。

その点240の回らないエンジンは生き残り(サバイバル)に有利。とにかくこのB230ユニットは回らない。。無理矢理低いギアを選択してアクセルを踏み続ければ、高い回転数まで引っ張ることも可能ではあるが、残念ながら回して楽しいエンジンではない。苦しそうな素振りをみせるだけである。

240は低い回転数でトルクを感じながら自然に流れに乗せるのが気持ちいい。
このような走らせ方が一番似合うし、美点である高耐久性を引き出すポイント。
この事を意識したドライビングを心掛け、末永く240ライフを楽しんでいきたい。Dsc009031

|

« 190Eにチャイルドシートを。 | Main | 電動ドリルが無事売れる。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83284/12762234

Listed below are links to weblogs that reference 240の耐久性について考える ~エンジン編~:

« 190Eにチャイルドシートを。 | Main | 電動ドリルが無事売れる。 »